ポルトガルのリスボンにて時計の販売を行っていたワックマンが1943年に渡米、当時はまだ無名に近かったスイスのハイエンド・ウォッチブランドを北米市場に広めるべく、ワックマン・ウォッチ・カンパニーを設立。その後同社の主要取引先の1つであったブライトリングとの共同出資によってブライトリング・ウォッチ・コーポレーション・オブ・アメリカを設立。アメリカ製よりコストパフォーマンスに優れたスイス製の時計は大きな売り上げを誇り、ビジネスは急成長を遂げ、1947年には早くもニューヨーク株式市場に上場するに至る。この頃からスイスメーカーによるワックマンブランドの別注が始まったといわれ、北米市場向けのエントリーラインのモデルを中心に展開を続けました。