CITIZEN / 歴史
その歴史は1918年シチズンの前身「尚工舎時計研究所」が創立されたところから始まります。1924年、東京市長であった後藤新平伯爵によって、自社製品第一号の懐中時計に「永く広く市民に愛されるように」という意味が込められた「CITIZEN」が完成しました。1930年、その懐中時計の名前は社名にも取り入れられ「シチズン時計株式会社」が創立。戦後、国産初の耐震装置であるパラショックや国産初のアラームウォッチ、完全防水時計のパラウォーターなど、日本の腕時計の近代化に大きく貢献しました。その後も数々の技術革新を繰り返し、エレクトリックウォッチの分野においてはセイコーと共に諸外国の追従を許さない非常に高いレベルを誇ります。
CITIZEN / 歴史2
現在のシチズンに多く搭載されている「エコドライブ」は、光というクリーンエネルギーによって駆動し、その製造工程、そして製品そのものにも有害物質を一切含まず、また排出することも無いという、現代の理想を体現した極めて価値の高いものとして、世界中の賞賛を浴びている技術です。2011年には人工衛星から時刻情報を受信する光発電時計「サテライト ウエーブ」を発表し、腕時計の歴史を大きく前進させました。2012年にはスイスのカスタム・エボーシュメーカーとして名高いラ・ジュー・ペレを含むプロサーホールディングス、2016年にはフレデリック・コンスタントをそれぞれ傘下に収めています。
CITIZEN / 代表的なコレクション
1987年に登場したシチズンの基幹モデル「アテッサ」。加工技術が難しい「チタニウム」素材を使用した時計をコンセプトに歴史はスタートしました。「チタニウム」は軽くて強度に強い、メタルアレルギーの方にもやさしい、そして錆びないという利点により、市場でも大きなセールスを上げることとなります。1996年にはエコドライブ化、1999年には電波時計、そして2014年には人工衛星から時刻情報を受信する光発電時計「サテライト ウエーブ」が搭載されるなど、シチズンの最新技術が惜しみなく投入されてきました。実用性と国産時計ならではの隙のない作りはシチズンの基幹モデルとして多くの評価を得ています。